ピルの相場は一体どのくらいなのか、そしてオンラインと病院ではどちらが安いのかを知りたいですよね。
これまでにピルを治療目的で服用していた人は、もっと気軽にピルが買えたらと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回の記事では、ピルはオンライン処方と病院処方ではどちらが安いのかを調査してみました。
合わせて、ピルのオンライン処方と病院処方それぞれのメリットとデメリットもお伝えしていきます。
ピルはオンラインと病院ではどっちが安い?
ピルはオンラインと病院のどちらが安いのかを比較調査しましたが、どちらが安いとは断言できない状況です。
料金的には両者ともに相場も似ていて、大きな差はありませんでした。
しかし一般的には、オンラインでピル処方するほうが料金は安い傾向が見られています。
治療目的での月経移動や、月経困難症の診察などの類であれば、病院で保険適用となるケースがあるのです。
このように、時と場合によっては、病院がオンラインピル処方よりも安いこともあります。
逆に、オンラインでは定期便プランなどを利用し、病院よりもお得にピルを処方できる方法もあり、明確にどちらが安いとはお伝えすることができません。
そこで次に、ピルの料金はオンラインと病院のどちらが安いかを一覧にして比較してみました。
ピルの料金をオンラインと病院どっちが安いか比較!
ピルのオンライン処方3社(メデリピル、エニピル、ルナルナ)と、都内にある婦人科系病院3社の、ピルの料金を比較しました。
メデリピル | エニピル | ルナルナ | ケイ・レディースクリニック新宿 | 新宿レディースクリニック | 渋谷文化村通りレディスクリニック | |
診察料(税込) 再診料(税込) 送料(税込) | 診察料 0円(低用量超低用量ピル処方のみ) 中用量ピル 処方診察料1,650円 送料 プランにより異なる(おまとめプランで送料無料あり) | 初診料 2,200円 再診料 2,200円 送料 550円 | 診察料 1,650円 送料0円 | 診察料 1,000~3,000円 2回目以降処方料220円 | 自費診察料 3,300円 保険診療は 初診料 1,000円前後 再診料 500円前後 処方箋 約200円 | 初診料 3,200円 再診料 原則0円 ※検査等があった場合は別途料金加算 |
低用量ピル @1シート 金額(税込) | 初回0円~ 2回目以降 2,970円~ | 2,563円~8,140円 | 1,898円~2,937円 | 3,300円 | 3,850円 | 2,100円~2,400円 |
超低用量ピル 金額(税込) | 4,180円~9,980円 | 4,510円~9,900円 | ― | お取り扱い不明 | お取り扱い不明 | 3,400円 |
中用量ピル 金額(税込) | 7錠1,980円~ | 5,487円 | ― | 3,300円 | 5,500円 | 保険適用あり 要確認 |
アフターピル 金額(税込) | 9,900円~11,000円 | 9,900円~13,200円 | ― | 9,900円 | 22,000円 | 2,900円~9,900円 ※2,900円(ヤッぺ法) |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
主に、避妊効果が高いといわれる低用量ピルは、オンラインピル処方で有名な3社にお得感があるとわかりました。
レディースクリニック(病院)とオンラインピル処方での、アフターピルの料金相場はほぼ同等の価格帯でした。
長期的に低用量ピルや中用量ピルを服用したいという方にはオンラインピル処方が好都合です。
特にメデリピルが低用量ピル定期便で初回無料となるのでお得感があり、コスパが良さそうです。
ピルのオンライン処方のメリットデメリットは?
ピルのオンライン処方のメリットとデメリットもまとめました。
メリット
ピルをオンライン処方するメリットはこちらです。
- 通院に時間も交通費用もかからない。
- 病院での待ち時間のストレスを解消
- 多くの人の目に触れずに処方可能
- スマホやPCで決済まで完結
- 定期便での割引制度がある
デメリット
ピルをオンライン処方するデメリットはこちらです。
- もしなんらかの症状があった場合は内診が難しい
- 正規品でないピル薬が処方される場合もある(特にアフターピルなど)
ピルの病院での処方のメリットデメリットは?
ピルを病院で処方する場合の、メリットとデメリットもまとめました。
メリット
ピルを病院で処方するメリットはこちらです。
- 医師や薬剤師から対面で説明を受けられる
- 体調不良などで症状がある場合、すぐに内診や検査に直結する
- 保険適用になる時には、安価でピル薬が処方される
- 通信機器でのやり取りが苦手な方には安心
デメリット
ピルを病院で処方するデメリットはこちらです。
- 定期的な通院の場合は交通費などの出費がかさむ
- 長い待ち時間がある
- 予約が取りづらいこともある
- 院外処方の場合は、病院での診察後にさらに時間がかかる
まとめ:オンライン処方の方が利用が長期的になるなら安くてお得
結論として、ピルは日常的に服用するなら、割引制度があったり通院費がかからないオンライン処方が安くてお得になる場合が多いとわかりました。
ただし、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的の時には、病院から処方されるピルに保険が適用されるので、病院の方が安くなります。
ケースバイケースで、ご自身の体調と相談しながら、うまく病院とオンライン処方を利用してみることが良さそうですね。